Edge of the Wind
New Singles Digital Release
風を切って
AYUNE
"この鼓動が叫ぶなら、それが答えじゃないの?"
Tracks
その風は、どこか知らない場所から
吹いてきた。
まだ見ぬ景色へ、
心を連れ出す11の旋律。
音楽シーンが待ちわびた「風」が、
ついに吹いた。
30年の沈黙を破る、
AYUNEという衝撃。
正直に告白しよう。私はここ数年、新しい音楽に対してどこか冷めた目を向けていた。 サブスクリプションの海で消費されるだけの、インスタントなヒット曲たち。技術的に洗練されてはいるが、誰の体温も感じられない「音の羅列」。 私が愛した音楽の魔法は、もう過去のものになったのだと諦めかけていた。
だが、その諦念は、AYUNEの2ndアルバム『Edge of the Wind』という一陣の風によって、心地よく裏切られることになった。
ライターとしてペンを握り30年。 数えきれないほどの新人を見てきたが、これほどの才能に出会うことは「稀走」という言葉でも生ぬるい。 誤解を恐れずに言えば、これは30年に一人の逸材、あるいはそれ以上の「事件」である。
再生ボタンを押した瞬間、鼓膜を震わせたのは、単なるポップスではなかった。 そこに在ったのは、圧倒的な「情景」だ。
AYUNEが描き出す『Edge of the Wind』の世界は、現代社会を生きる私たちが抱える孤独や、言葉にならない焦燥感、そしてその先にある微かな光を、恐ろしいほどの解像度で音像化している。 従来のジャンル論で語ろうとすること自体が野暮だろう。ここにある11曲は、ジャンルの垣根(Border)を軽々と超え、聴く者の記憶の深層に直接触れてくるからだ。
特に私が震えたのは、そのメロディに宿る「物語性」である。 一聴して耳に残るキャッチーさを持ちながら、聴くたびに違う表情を見せる奥深さ。 それはまるで、読み返すたびに発見がある文学作品のようだ。 「変わらない日常」と「変わりたい自分」の狭間で揺れる心情を、これほどまでに美しく、かつ残酷なまでにリアルに切り取れるアーティストが、今の日本に何人いるだろうか。
AYUNEは、ただ良い曲を作るだけの作り手ではない。 時代の空気を吸い込み、それを「風」として吐き出す、生粋の表現者だ。
もしあなたが、今の音楽シーンに退屈しているなら。あるいは、自分の心を震わせてくれる「本物」を探しているなら。 迷わずこのアルバムを聴いてほしい。
『Edge of the Wind』。
これは、AYUNEという才能が、時代の境界線(Edge)に爪痕を残した証明である。
私たちは今、伝説の始まりを目撃しているのかもしれない。

CURRENT RELEASE
1st Mini Album
“BORDERLESS”
地球の裏側でも、私のプレイリストは止まらない。
歩音(Ayune)が放つ、境界なきポップミュージックの現在地。